組織エンゲージメント 4タイプ 分析②
~従業員は自社をどう評価するか(会社推奨度)~
掲載日:2026/07/17
組織エンゲージメント4タイプは、働き方の特徴だけでなく、従業員が「自社を知人・友人に薦めたいと思うか(会社推奨度)」についても、違いを明らかにします。本コラムでは、各タイプにおける「会社推奨度」を比較し、その特徴を探ります。
なお、4タイプの違いについては、過去のコラム「①従業員の実態」でご紹介しております。ご参考になさってください。
組織エンゲージメント4タイプ別「会社推奨度」の比較
「会社推奨度」は5段階評価(1点~5点)で、従業員が「現在の勤務先を知人や友人に薦めたいか」を評価したものです。結果は以下の通りです。
「いきいきタイプ」は、会社へ対しての認識が最も好意的で、「へとへとタイプ」が最もネガティブであることが分かりました。これらの結果から、「仕事への活力」が「会社推奨度」に影響を与えていることが示唆されました。
また、「ゆとりタイプ」は、「いたばさみタイプ」よりも、会社へ対する認識がネガティブであることが示されました。「ゆとりタイプ」は、「ストレスは少ないが、仕事への活力も乏しい」ことから、「ホワイト・ハラスメント」や「ゆるブラックな会社」と感じる従業員が一定数含まれており、会社推奨度を押し下げていることが推察されます。一方で、「いたばさみタイプ」は、ストレスを感じながらも組織の目標達成や自己成長のために、前向きに業務に取り組む従業員が多いと考えられ、会社推奨度を押し上げていると考えられます。
<予告>組織エンゲージメント 4タイプ 分析③
~タイプ別に見る離職意思と離職防止のヒント~ へ続く (coming soon)
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執筆者紹介
(株)日本経営協会総合研究所 主任研究員 児島 健
修士課程(教育心理学)修了後、人材・教育サービス業を経て、(株)日本経営協会総合研究所に入社。現在は、主に従業員意識調査、コンプライアンス意識調査、エンゲージメント・サーベイを担当。調査から得られる数値情報を基に、各企業の組織改善のための指導・支援を行っている。
国家資格キャリアコンサルタント。