サービス導入の成果
サービス導入のポイント
- 受けやすさを重視した民間型の採用試験
- テストセンター方式による広範囲からの応募者確保
- 将来を見据えた新しい採用方法の検討
テストセンター方式の導入により、受験者数の増加と受験しやすい環境の整備が実現しました。これにより、幅広い人材の確保や業務の効率化が実現し、コスト削減にもつながりました。
SCOA総合適性検査はどのように活用されていますか
SCOAの特質として、自治体採用でも、民間採用でも幅広く使われており、その中間的な使い方が出来るという点に魅力を感じております。そのため、幅広い受験生に向けてアピールができており、実際に、市の早期実施枠や社会人経験者向けの採用試験を実施する際は、民間でも公務員でも使用されている適性検査という案内をしており、状況に合わせて使わせて頂いております。
テストセンター方式の導入経緯を教えてください

令和2年度からテストセンター方式を導入させて頂いているのですが、理由は大きく3点ございます。
1点目は、新型コロナウイルスの影響です。今まではマークシート方式で実施していたのですが、やはり筆記試験の為に一堂に会して実施するのは良くないという意見が多く、試験方式の変更を迫られたからです。
2点目は、受験生の利便性向上という点です。元々は長野市に集まっていただく形で筆記試験を実施しておりましたが、途中から受験生の負担を減らすために、東京会場でも実施しており、いかに受験生の負担を減らし、利便性を上げていくかという取り組みを行っているなかでのコロナ禍でしたので、これを機に更なる利便性向上のため、変更を致しました。
3点目は、人事担当者の事務負担軽減になります。採用のピーク時期は、時間外勤務も発生しておりましたし、会場手配などで手間もかかっておりました。
以上のようにさまざまな要因が絡まった結果の選択肢の一つとして導入させて頂きました。
導入に際しての不安や懸念点はありましたか

長野市役所
マークシート方式と違って、長野市の職員の目が届かないところで試験を実施することとなりますので、きちんとテストを見てくれるのか、公平性はあるのか、試験監督はいるのかなど、不安があったのは事実です。
ただ、NOMA総研のテストセンター方式は、他の国家認定に準じた公的資格試験と同水準の本人確認と試験監督を行っていただけるとのことで、管理体制がしっかりしており、会場もきちんと設営されているため、安心できるという結論に至ったと、当時の担当者から聞いております。
導入の効果はありましたか

長野市役所、芸術館入り口
一番わかりやすいのは、我々の事務負担軽減です。費用と時間という二つの側面で具体的な効果が表れています。
まず費用面について、東京会場で試験を実施していた平成30年・令和元年では、試験官の旅費と会場費を合わせると、100万円以上掛かっていたものが、テストセンター方式を利用するようになってからは一切掛からなくなりました。
また、会場のアクセスが良いという点も重視していたため、NOMA総研のテストセンター会場が全国約350か所あり、それぞれの交通の利便性も高いことが、我々の求める条件とマッチしていました。
さらに、担当者の時間外勤務についても、平成30年・令和元年の9月、10月頃とそれ以降を比較すると、3~4割減という数字が出ています。実際に東京会場で試験を実施するには、会場の手配から始まり、前日入りして会場の事前セッティング、試験当日の監督といったさまざまな関連業務を行う必要があり、単純な労力で換算しても6~7名程度は必要でした。
テストセンター方式へ変更してからは、現地に行く必要もなく、受験者情報の登録と案内メールを送るだけで、他のすべてをNOMA総研に任せることができるため、非常に楽になりました。
現在でも学生向けにマークシート方式とテストセンター方式を併用していますが、マークシート方式だと、会場の確保、監督官の手配・監督、問題冊子の仕分け・整理・送付などすべてを行う必要があるため、テストセンター方式は本当にありがたいです。
テストセンター方式への変更が受験生に与えた影響はありましたか
遠方から受けられている方は明らかに増えました。今までは長野だけという制約があったところ、東北地方や中国地方、関西などからも実際に受けられて、入庁したケースもあり、受験者の幅は間違いなく広がっております。
我々の狙いとして、受験生の方から見て受けやすい試験にしたいという想い(思い?)がございますので、全国47都道府県のどこでも受験することが可能で、試験期間も自由に設定できるという点はで、受験生の負担をかなり軽減できます。それは我々が考えている内容と合致しているので、新型コロナウイルスが収まった後も継続して利用をしていきたいと考えております。
今後の採用活動の展望について教えてください

善光寺隣の城山公園
長野市では多種多様な人材を求めております。その一環として、もともとは社会人向けに始めたテストセンター方式について、昨年度より学生や第二新卒の方向けにもチャレンジ枠という選考でテストセンター方式を実施致しました。チャレンジ枠選考とは、通常の公務員試験と違い、専門試験を免除し、教養試験と企画書を書いてもらう選考になります。
チャレンジ枠実施の狙いとしては、世の中のトレンドを見て、何が起きていて、自分はどうしたいか、それを長野市に置き換えてどのように活かしていくか、そのように問題意識を持ちながら、具体的に考え、行動できる人材が必要と感じているため実施しております。
そのために、教養試験と専門試験という従来の形式にとらわれずに実施する必要があると考えており、色々と試行錯誤している段階です。チャレンジ枠選考に関しては、まだ始めたばかりで正解が分からないところも多いですが、実際に民間しか考えていなかったという人も入庁しておりますので、今後も多様な人材の確保に努めていきたいと考えております。
導入サービス
今回お話をお伺いしたご担当者様のご紹介
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総務部職員課人事担当 主査
佐藤 勇祐 様