採用・昇格・人材・組織開発の日本経営協会総合研究所

自治体/公的団体

交野市様(大阪府)

応募者数の確保とミスマッチの防止

交野市様(大阪府)

サービス導入の成果

  • 業務効率化
    業務効率化
  • 応募者数の確保
    応募者数の確保
  • ミスマッチ防止
    ミスマッチ防止

サービス導入のポイント

  1. 応募者数を確保するためテストセンター方式を導入
  2. 人事課の業務効率化と応募者の利便性向上のためBe-Smartを導入
  3. harutakaエントリー動画(録画選考)による人物重視の採用

テストセンター方式と採用管理システム Be-Smartの導入によって応募者数の確保と業務効率化を実現。さらにWEB面接サービス harutakaを活用して、人物重視の採用試験を進めています。

令和2年度よりSCOA総合適性検査テストセンター方式、令和3年度より採用管理システム Be-SmartとWEB面接サービス harutakaをご利用いただいております。導入の経緯や効果をお聞かせください。

交野市では近年、応募者数の減少が課題となっていました。令和2年度のテストセンター方式の導入は受験のしやすさから母集団を確保するというねらいがありました。ねらい通り、応募者数はかなり増加したのですが、事務負担の増加や辞退者数の増加、1次試験合格者と求める人物像とのミスマッチといった新たな課題も出てきました。そこで次年度に検討したのが採用管理システム Be-SmartとWEB面接サービス harutakaの導入です。採用試験の実施にかかる事務作業には、郵送で届いた応募書類の手入力作業、応募者への連絡、テストセンター方式の案内、合否結果の郵送に伴う押印作業や封入作業といったさまざまなものがあります。応募者数の増加により、従来通りのやり方を維持することは難しい状況でした。Be-Smart導入によって大変だった事務作業が少なくなり、かなりの業務効率化につながりました。応募者にとっても応募書類の手書きや郵送の手間がなくなり、双方にとって良い形になったと思います。

辞退者数の増加や求める人物像とのミスマッチについては、志望度の確認や人物重視の採用をしっかりと行う必要性を感じました。そこで、harutakaのエントリー動画(録画選考)を1次試験で、テストセンター方式を2次試験で実施する採用フローに変更しました。初期選考から人物像を確認できるようになったことでミスマッチが少なくなり、合格者の質が向上したことに大変満足しています。また、1次試験でテストセンター方式を実施していたときは2次試験での辞退が多くありました。練習目的で受験する応募者もいたのだと思います。採用フローを変更したことで2次試験での辞退は改善し、絞り込んでからテストセンター方式を実施するためコスト削減の効果もありました。

エントリー動画(録画選考)の導入は全国的にも新しい試みかと思います。活用方法はどのようなものでしょうか?

質問内容は採用試験ごと、募集職種ごとで毎回変更しておりますが、自己PRや志望動機など答えやすいものになっています。どんな質問であっても動画における態度や作り込みから人物像は見えてきますし、動画は撮り直しもできますので完成度から志望度を確認できます。採用管理システム Be-SmartとWEB面接サービス harutakaは連携しておりますので、応募受付からエントリー動画(録画選考)までスムーズに実施できます。初期選考なので数も多く評価は大変ですが、納得感のある採用選考ができています。

今後の課題や取り組みについて教えてください。

内定辞退の防止と専門職の人材確保が課題です。応募者数の増加や求める人物像にマッチした方への内定出しはできていますが、内定辞退の問題は続いています。また、専門職についても引き続き応募者数の確保が必要となります。どちらも交野市を選んでもらえることが重要となりますので、情報発信に力を入れていきたいと考えています。

今回お話をお伺いしたご担当者様のご紹介

  • 導入事例 交野市様(大阪府)

    総務部人事課
    林 篤司 様

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