採用・昇格・人材・組織開発のNOMA総研

自治体/公的団体

鶴岡市様(山形県)

コロナ禍における採用試験を模索して

導入事例山形県鶴岡市様

サービス導入の成果

  • 業務効率化
    業務効率化
  • 採用オンライン化
    採用オンライン化
  • 応募者数の確保
    応募者数の確保
  • 受験者の利便性向上
    受験者の
    利便性向上

サービス導入のポイント

  1. 新型コロナウイルスに対応してテストセンター方式を導入
  2. 受験者に配慮した採用試験で応募人数の確保を図る
  3. 辞退率軽減への取り組み

新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念された昨年度(令和2年度)からテストセンター方式での採用試験を実施されています。応募者に配慮した試験方式により、応募人数の確保に取り組まれています。

令和2年度からテストセンター方式の試験をご利用いただいておりますが、その背景を教えてください。

新型コロナウイルスへの対応が急務でした。令和2年度の採用試験の実施検討において、都市部でコロナ感染者が増えている状況もあって、試験会場に受験者を集めて実施する従来通りの試験は難しいと予測していました。そうしたなかで、テストセンター方式の試験というものを知り「まさにこれだ」という感触でした。
導入に際しては、新型コロナウイルス対応がきっかけではありましたが、受験者数が年々減少傾向にあったこともあり、民間型試験に切り替える自治体があることは気にしていました。採用試験の変更は受験者に大きな変化をもたらすものなので慎重になっていましたが、新型コロナウイルスの感染予防対策の一環で思い切って変更を進めました。

受験者数の確保という観点でいくとその推移はどうでしたか?

結果として受験人数は増えました。令和2年度はマークシート方式とテストセンター方式を併用して利用しましたが、今年度はテストセンター方式に1本化したのでより増加しました。昨年の受験者様で「鶴岡市はこういう取り組み(テストセンター方式の実施)をしていて先駆的だと感じたので受験した」という方もいらっしゃったので、受験者様にとって魅力的なのかなと思っていて、それが数字にも表れたと考えています(以下、表参照)。

年度別受験者数
(上級行政職抜粋)
令和元年度
(マークシート方式)
令和2年度
(テストセンター方式+
マークシート方式)
令和3年度
(テストセンター方式)
受験者数 111人 159人(43.2%増) 180人(13.2%増)

※右肩下がりだった受験者数は上昇へ。県別では北海道や沖縄県からも受験申し込みがあるとのこと。

テストセンター方式に変更したことによるデメリットはありましたか?例えば辞退率が上がってしまったなどはいかがでしょうか?

辞退率についてはテストセンター方式導入前からの課題でした。正確な分析をきちんとしたわけではないのですが、テストセンター方式導入により辞退者が増えたということはないと感じています。辞退率減少対策として、今年度は試験実施時期を昨年より相当前倒しして実施し、また、結果通知も従来より早めることにしました。その結果として現時点(8月)では辞退者数は少ない状況です。今後、他の自治体様の選考結果によっては辞退される方もいらっしゃるとは思いますが、前年度より辞退者数は抑制できるのではないかと思っています。これからも試行錯誤の必要はあると思いますが、今のところはそういった状況です。

ここまでのお話を総合して、解消していきたい課題や解消しきれていない課題などはありますか?

課題というか懸念ということでいくと、採用した職員の今後の教育面です。専門試験の廃止は大きな変化で、専門試験を経ないで入職した職員の素質を仕事の中で見極めていくことが大事だと思っています。OJTを通して専門的な知識を身に着けられるようなカリキュラムを整備していく必要性があると思っていて、研修内容の見直しも行っています。

今後の展望はいかがですか?

基本的には、辞退者を抑えながら優秀な人材を確保することが重要で、そのために人事としていかに早く対応していくかを工夫することが大事だと思っています。テストセンター方式は結果が出るのも早く、採用に関する工程がスムーズになっています。引き続き人材確保に向けた取組みにご協力をお願いいたします。

今回お話をお伺いしたご担当者様のご紹介

  • 導入事例 鶴岡市様

    総務部職員課
    菅原 様

人事課題について
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