コンセプト・歴史

SCOAのコンセプト

SCOA総合適性検査は、一人ひとりの個性を理解し、持ち味を活かすことを目的として、1985年に開発されました。"テストを受ける個人の幸福"を第一に考え、その内容は、若林明雄氏(千葉大学教授)を委員長とする「人事測定・評価開発研究委員会」によって、 常に厳しく分析・検証され、信頼性の高いデータの提供に努めております。

従来、個人の評価は一面的になりやすい傾向にありました。知識偏重の学力評価などが、その一例といえます。SCOA総合適性検査では、個人の持ち味を多面的に評価するために、「知」「情」「意」という3つの側面から個人を捉えていきます。

基礎的な知的能力から、持って生まれた気質や経験などによって培われた性格特徴や意欲・態度、そして実社会における実務的能力まで、総合的に分析します。

《 人を知り、人を活かす。これが、SCOA総合適性検査のコンセプトです。》

SCOA開発の歴史

「知・情・意」のうち、情的側面を測定するための性格検査は、 1980年から研究が進められ、「VERAC」の名称で既に商品化されていました。それを、さらに詳細な診断内容に改訂するとともに、各側面から個人の全体像を明らかにするものとして、 知的側面を測定する基礎能力検査(SCOA-Aタイプ)と、情的側面/意的側面を測定するパーソナリティ検査(SCOA-Bタイプ)を組み合わせたSCOA総合適性検査(SCOA-ABタイプ)が、1985年に開発されました。その後、1986年からはSCOA-AタイプとSCOA-Bタイプを分割して使用することもできるようにしました。

基礎能力を測定する検査としては、他に「言語」「数理」「論理」 を能力別に実施するSCOA-Fタイプ3尺度、それに「英語」の能力を加えたSCOA-Fタイプ4尺度が1994年に開発されています。また、1997年には中途採用の増加に対応して、中途採用向け基礎能力検査(SCOA-Aタイプ3尺度)を、次いで2003年には新卒採用向け基礎能力検査(SCOA-Aタイプ3尺度)を開発しました。

一方、事務能力検査(SCOA-Cタイプ)は、既に開発されていた事務職適性配置検査(TAPOC)を、1989年により精度が高く詳細な診断結果を提供できるものに改め、コンピュータ採点化したものです。

2015年からは新しい受検方法としてテストセンター方式を導入しました。これにより日本全国の会場で基礎能力検査(SCOA-Aタイプ、Fタイプ)ならびにパーソナリティ検査(SCOA-Bタイプ)を受検できるようになりました。また、2016年4月に事務能力検査(SCOA-Cタイプ)もテストセンター方式を導入し、ご利用いただきやすくなりました。さらに、2018年11月よりパーソナリティ検査(SCOA-Bタイプ)に WEB方式を導入しました。マルチプラットフォーム対応により、時間と場所の制約がなくなり、受検者の負担軽減が可能となりました。