本研修では、以下の3要素を習得していただきます。
[1]パワハラ防止法案の概要と、2020年6月施行後における企業や管理職に必要な役割
各部署のコンプライアンスの推進役である管理職を対象に、パワハラ問題が生じた時の企業や加害者のリスクについてグループで議論し、思考の共有化と理解を深めます。あわせて、脱パワハラの指導法について、演習を通じて習得します。
[2]具体的なハラスメントの就労事例による解説
個別の法改正について解説し、企業・管理職に求められることをケースを通じて、学んでいただきます。ハラスメントにかかわる労務管理には、より一層の注意が必要になってきていることを、最新の事例を通じ理解を深めます。
[3]「人材育成」推進のすすめ
「人材」は企業が成長する原動力です。パワハラ防止や働き方改革の推進のためには、「管理職のコミュニケーション能力」が鍵となることをご理解いただき、具体的な手法を習得します。
研修名 | コンプライアンス研修「パワハラ防止法案と働き方改革の進め方」 |
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主な対象者 | 管理職 |
基本日数 | 半日(4~5時間) |
基本人数 | 30名 |
カテゴリー | 課題別教育:リスクマネジメント |
プログラム内容
主な内容 |
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1. パワハラ防止法案の概要と施行後企業に求められる措置 ・パワハラ問題で生じる企業・加害者リスク ・パワハラ防止法案と求められる措置 ・自身のマネジメントスタイルの確認 ・パワハラにならない適切な指導法 2. 働き方改革で企業・管理職に求められること ・ケースで考える働き方改革 ・時間外労働の上限規制 ・年次有給休暇の年5日の時季指定義務 ・判例から見る非正規社員の労働条件の向上 3. 職場実践に向けて ・コミュニケーションスキルを考える ・モチベーション向上につながる情報の共有化 ・職場の「報・連・相」をチェックする ・まとめ ~管理職としてコンプライアンス意識の向上を推進するために~ |