導入事例

株式会社ヨックモック様

導入事例 株式会社ヨックモック様
お話を伺った方
株式会社ヨックモックホールディングス
総務人事部 人事グループ
桶谷 武史 様 / 高橋 徹地 様

東京都港区南青山に本店を置き、洋菓子の製造・販売を手掛ける株式会社ヨックモック様には、昇進・昇格の場面においてNOMA総研の論文を採点評価する仕組み『UM-論文』をご利用いただいております。ご担当の桶谷様、高橋様に、論文の評価を活用して本人へフィードバックする際のポイントなどをお伺いしました。

【本事例のポイント】

  1. 論文試験をNOMA総研に委託した経緯
  2. 論文試験の結果の活用と受験者の反応
  3. 受験者に対するフィードバックの工夫


ー 昇進・昇格の試験における論文の位置づけを教えてください。

当社では等級に見合った視座を持っているか、自分の考えを言語化できるかを測る目的で論文試験を実施しています。筆記試験(知識・論文)をクリアした後、その先の面接でさらに論文の内容について掘り下げていくことになります。

ー 『UM-論文』を導入された経緯を教えてください

株式会社ヨックモック様

これまでは社内の評定者が読んで評価していましたが、より適正な評価をするために、客観的な視点や数値化、他社と比較した際の当社の現状を知る必要性を感じていました。

導入にあたっては事前にサンプル採点を行い、工数、採点精度ともに問題ないと判断しました。数値化だけでなくコメントもいただけるので、受験者にフィードバックすることでモチベーション向上へのアプローチとして活用できるツールだと思えました。

ー サンプルを試された後、実際に導入してみていかがでしたか?

導入当初は、論文の構成についての数値化はしていただけるものの、内容については評価に乖離があり、社内でもしっかり読み取って判断することが必要に思えました。しかし、その点においては毎年、NOMA総研の同じ採点者に全員分を見ていただくことで、評価コメントをみても精度が高まっていると感じています。

総評(受験者全体の傾向をまとめたもの)もいただいていますが、対象等級に対しての課題感がわかりやすくまとまっています。

ー 論文試験の結果はどのように活用していますか?

評定に加え、受験者へフィードバックする際に活用しています。評価コメントを元に高評価の部分や改善点などの客観的視点を、社内視点と併せて伝えることで納得感が高まるようにしています。

これまでは人事担当によって伝えるポイントが変わっていましたが、共通の視点でフィードバックできるようになりました。

ー 受験者の反応はいかがでしたか?

株式会社ヨックモック様

客観的視点や論文を書くうえで必要となるポイントをしっかりとフィードバックしてもらえて良かった、という声があります。

同じフィードバックでも外部の視点で点数化されるので公平性もあり納得感が高いようです。結果が伴わなかった社員にとっても次につながるコメントをいただけるのでモチベーション維持につながっています。

フィードバックを通じて良いサイクルが回り始めています。

ー再チャレンジの方には、どのようなフォローをしていますか?

「社員の成長を支える」という考えが前提なので、成長のきっかけにするために、本人や推薦した上司も含めて、フィードバックの際には伸ばしてほしいポイントを伝えるようにしています。そういう点では『UM-論文』の客観的な評価により、これまで難しかった人事側からのフィードバックが容易になりました。人事にとっては伝えるための大きな武器を得たと感じています。

ー 人事施策など今後の展望をお聞かせください。

人事制度を新たに変更したところなので、人事部門としてそれをしっかり認知、浸透させていきたい思いです。
採点にあたっては、今後も等級制度や当社を取り巻く環境の変化に合わせた対応を期待しています。

更新日:2022/12/16

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