
応募者数の確保とミスマッチの防止
テストセンター方式と採用管理システム「Be-Smart」の導入によって応募者数の確保と業務効率化を実現。
さらにWeb面接サービス「harutaka」を活用して、人物重視の採用試験を進めています。
応募者数の確保とミスマッチの防止
テストセンター方式と採用管理システム「Be-Smart」の導入によって応募者数の確保と業務効率化を実現。
さらにWeb面接サービス「harutaka」を活用して、人物重視の採用試験を進めています。
交野市では近年、応募者数の減少が課題となっていました。令和2年度のテストセンター方式の導入は受験のしやすさから母集団を確保するというねらいがありました。ねらい通り、応募者数はかなり増加したのですが、事務負担の増加や辞退者数の増加、1次試験合格者と求める人物像とのミスマッチといった新たな課題も出てきました。そこで次年度に検討したのが採用管理システム「Be-Smart」とWeb面接システム「harutaka」の導入です。
採用試験の実施にかかる事務作業には、郵送で届いた応募書類の手入力作業、応募者への連絡、テストセンター方式の案内、合否結果の郵送に伴う押印作業や封入作業といったさまざまなものがあります。応募者数の増加により、従来通りのやり方を維持することは難しい状況でした。「Be-Smart」導入によって大変だった事務作業が少なくなり、かなりの業務効率化につながりました。応募者にとっても応募書類の手書きや郵送の手間がなくなり、双方にとって良い形になったと思います。
辞退者数の増加や求める人物像とのミスマッチについては、志望度の確認や人物重視の採用をしっかりと行う必要性を感じました。そこで、「harutaka」のエントリー動画(録画選考)を1次試験で、テストセンター方式を2次試験で実施する採用フローに変更しました。初期選考から人物像を確認できるようになったことでミスマッチが少なくなり、合格者の質が向上したことに大変満足しています。
また、1次試験でテストセンター方式を実施していたときは2次試験での辞退が多くありました。練習目的で受験する応募者もいたのだと思います。採用フローを変更したことで2次試験での辞退は改善し、絞り込んでからテストセンター方式を実施するためコスト削減の効果もありました。
質問内容は採用試験ごと、募集職種ごとで毎回変更しておりますが、自己PRや志望動機など答えやすいものになっています。どんな質問であっても動画における態度や作り込みから人物像は見えてきますし、動画は撮り直しもできますので完成度から志望度を確認できます。
採用管理システム「Be-Smart」とWeb面接システム「harutaka」は連携しておりますので、応募受付からエントリー動画(録画選考)までスムーズに実施できます。初期選考なので数も多く、評価は大変ですが、納得感のある採用選考ができています。
内定辞退の防止と専門職の人材確保が課題です。応募者数の増加や求める人物像にマッチした方への内定出しはできていますが、内定辞退の問題は続いています。また、専門職についても引き続き応募者数の確保が必要となります。どちらも交野市を選んでもらえることが重要となりますので、情報発信に力を入れていきたいと考えています。
更新日:2023/3/15
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